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| ミントは1998年11月15日。娘の8歳の誕生日にやってきました。 小さい、可愛い、ミニチュア・ダックスのミント。娘が名づけました。 1回目のワクチンが済んですぐに発熱。点滴と抗生剤で3日で元気になりました。 クリスマスに2回目のワクチン。年が明けて暖かくなったらお散歩に行こうと 楽しみにしていました。 年明けの2月くらいからミントはよく寝ているようになり。歩くと壁にぶつかる・・・ なんか変・・・不安に思って、病院へ。 血液検査では異常はなし。でも、やっぱり目が見えていないようだという診断・・(やっぱり・・)大学病院で精密検査をすすめられて2週間後大学病院へ・・(人間用の大学病院も行ったことがないのでとても不安でした) 目はダックスの遺伝性の病気で見えなくなっていました。(進行性網膜萎縮症・PRA)治療方法はありません。 それ以外に胆石が見つかり、大学病院に通院することとなりました。 大学病院に予約して診察までの2週間、私はノイローゼのようになりました。ミントが可哀想なのと言い知れぬ不安があって、夜も眠れず泣いていました。 あさっては大学病院という深夜、突然電話が鳴り実家の父が心筋梗塞で倒れた!ということでした。 私の実家は同じ市内ですので、救急車で運ばれた病院に飛んでいきました。幸い命はとりとめ集中治療室に入った父の 第一声は「ミントはどうしてる?明日は大学病院だろ?早く帰りなさい。」でした。そして母に私が不安だろうから大学病院に付き添っていくように言っています。「なに言ってるの、そんな心配しないでよ」って父を叱りました。 それから父が退院するまでの1ヶ月は毎日、父の面会3日おきのミントの大学病院の生活でした。 ミントは目が見えなくても胆石があっても、普通に生活していました。 たまにトイレを失敗していたけど、ちゃんとシートを探して。ご飯もたくさん食べました。 2002年8月5日の朝、ミントの「キューン、キューン」って鳴き声で目がさめました。 ミントのところに行くと、横になっていて目がキョロキョロしています。 「どうしたの?」抱き上げるとぐったりして、全く立てない・・目の前が真っ暗になってしまいました。その日は日曜でかかりつけの獣医さんのところに飛んでいきました。 待っている間に、オシッコ・ウンチをして口から泡を吹いています・・・ 「ミント、死んじゃう!なんで?昨日の夜まで元気だったのに!」 検査結果を待っている間に大学病院に連絡しました。通常は予約以外の診察はしてもらえないのですが、 たまたま担当の先生がいらして泣きながら状況を説明すると「すぐに連れて来て!!」という言葉。 今度は大学病院に連れていくことに。「しばらくお預かりすることになります」という先生の言葉に 「先生、お願いだからミントを死なせないで、お願いします。」と泣きながらお願いしました。 それからミントの意識は2日戻らなかった。原因がわからない。オシッコから腎臓の組織が出てしまう・・絶水・絶食で点滴のみの入院生活。 レントゲンの結果。水頭症が見つかりました。でも電解質の値が低くてこれは水頭症とは無関係の症状らしい。たまたま水頭症の癲癇発作をおこし、電解質のバランスが急激に崩れ体の水分が一気に脳にたまり脳浮腫を起こしてしまったらしいのです。 私は毎日、ミントの面会に行きました。ミントが私とわからなくても、毎日行ってミントの頬づりをして、ずっと話しかけていました。「早くおうちに帰ろうね」10日以上も水も食事ももらえず日に日に痩せていくミント・・・昼も夜もわからず、夜中じゅう入院部屋で鳴いているようでした。 そのうち、ミントの流動食がはじまって、私が面会に行くたびに流動食をあげられるようになった。 退院の日にちが出るたびに、感染症を起こして退院がのびのびになった。 やっと8月の終わりに退院となりました。ミントは寝たきりの体になって帰ってきましたが、それでも本当に嬉しかったです。 今でもミントは立つ事もできません。水頭症の恐怖と共存しながら頑張ってリハビリをしています。 もう一度、自分の足で立てるように頑張っています。 |