10/13の日記へ 過去日記

10/15(金)

多摩地区に撮影に行った帰り、調布市内で髪を切ってきました。
お店は京王線柴崎駅前にある「カット&パーマ エステサロン ミワリー パート1」
暗闇に浮き上がるかのように照明された建物は、駅のホームからも一際目立ちます。
すぐ近くには、喫茶店風のパート2もあります。
このお店の一番の特色は、なんといってもスタッフが全員女性ということです。
パート1が18名、パート2が12名と計30名の人数にも驚きです。
ボクにとって、とこやといえば、あまり行きたくない場所でしたが、こういうお店なら嬉しいですね。
正直、髪や顔を弄られるのなら、男性よりも女性の柔らかで繊細な指のほうが気持ちが良いに決まっていますし、きめ細やかな気配りも期待できますからね。
案の定、入店後すぐに他のお店との違いを実感できました。
女性ならではのきめ細やかな気配りとサービスに驚きの連続なのです。
まず、駐車場の案内地図がカラー印刷で用意されていて、それを手にしながら車を移動することができます。
それと、入店してすぐにスタッフの案内でトイレをお借りしたのですが、出てくるとすぐにオシボリを手渡されます。
で、イスに案内されると、今度はスリッパへの履き替えをするかどうかを訊かれます。それは髪を切ってもらっている間にリラックスできるようにとの配慮です。
次に、メガネの洗浄をするかと訊かれます。
もう、この時点でサービスを受ける喜びを感じられます。

「ミワリー」の数あるサービスの中でも、一番のオススメはマッサージです。
お客の顔が写るとまずいので詳しくはお見せできませんが、時間にして8分ほどという長めのマッサージは満足度120%です。
しかも、もっとマッサージを受けたいという我が儘な方には、Wマッサージもお願いできます。それはひととおり、マッサージを終えた後に最初から繰り返してくれるメニューです。そのときは目のツボ押しなどのサービスもありますから、お試しの価値ありですね。
また、時間が無くて疲れている方のために、マッサージオンリーというメニューが1000円で用意されており、このために来店という方も多いそうです。
他にも、エステメニューなどが豊富で、それを目的にすることもできます。
こちらの常連さんは、顔のエステと爪磨きを受けているところです。

サービスばかり書きましたが、腕のほうも確かなお店なんですよ。
年に一度、行われる全日本アカデミーヘアーコンテストで最優秀ベストサロン賞を5年連続受賞されているそうです。
この賞は、サロンのデザイン、設備、衛生、スタッフのマナー、技術の総合サロン賞とのことです
終了後の飲み物のサービスも喫茶店並みですし、初めての来店者には会計後にヘアブラシのプレゼントもあり、至れり尽くせりといった感じです。
そして、お店の内外を一通り撮影し終えた頃に、ステキな笑顔ともに社長の尾瀬さんが登場。
お話を聞くと、なにやら写真歴も長く、腕もプロ並みであることが判明。
しばし、カメラ&写真談義を。
社員旅行でハワイに行った時に社長が撮影されたホテルの写真を見せていただいたり、理容学校のパンフレットを見せていただいた。
元々の写真には路上の車が数台写って邪魔だったようですが、社長自身がフォトショップで消し去ったとのこと。
撮影だけではなく、後処理のほうも見事な腕で驚きました。

右側の女性が今回担当してくれた方です。
ボクの髪を切ってくれただけではなく、社長に撮影許可の申し入れの電話をしてくれたり、色々お世話になりました。
じつは、社長は理容学校の先生もされていて、その世界での重鎮とでも言える存在の方なのです。
お酒を飲めないのに、経営の勉強のためにと、いろんなお店に通った話など、訊けば聞くほど、向上心溢れる人柄に惹かれてしまいます。
お店のHPもご自分で更新されているそうです。
「ミワリー」創業当時からの常連さんである今井さん。
建設業を営む社長さんで、尾瀬さんとは30年以上のつきあいだとか。
つい最近、肝臓がんの摘出手術を終えたばかりとのことでしたが、入院生活のことや普段の身だしなみに対するこだわりなど、生命力溢れる価値観と話し振りが魅力的に感じます。
今井さんは、なんの気負いもなく、ざっくばらんな人で、手術の傷跡も快く撮らせてくれました。
一見強面風でありながらも、チャーミングなところが見え隠れして人間味溢れる方です。
この日は19時半に閉店だったのですが、その後も3人で23時近くまで店内にて楽しくお話をさせていただきました。
お二人とは初対面ではあったのですが、何かしら価値観に共通するものを感じたのだと思います。

社長のお客本位の経営理念が反映されたサービス内容を一度味わえば、リピーターになるのは確実ですね。
                                                                               

    10/13の日記へ 過去日記