2002年8月 廻り目平キャンプ

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夏休み第2弾!という事で、お盆休みに4日間キャンプに出かけることにしました。

行き先は、長野県川上村にある、「廻り目平キャンプ場」。我が家では最もおなじみの、

いってみれば、行きつけといった感じの場所です。

廻り目平は、多数の岩峰を擁する山々に囲まれており、非常にアルペン的な景観を有する

キャンプ場です。上の写真は、キャンプ上にアクセスする途中の車道から撮ったもの。

このギザギザ山の裏側にキャンプ場はあります。

お盆で、場内は相応の混雑でしたが、サイトの奥地に静かな場所を発見!

ここに根城を構えることにします。このキャンプ場は自動車の乗り入れが規制されている

区域が多く、より遠くまで歩けば、その苦労に見合った静けさを得られます。

 

川上村のある八ヶ岳山麓は日本でも有数の晴天地帯。1500m以上ある標高も

手伝ってか、場内は白樺のさわやかな林。

 

廻り目平キャンプ場の特色として、ロッククライミングの基地となっていることが挙げられます。

おそらく、キャンプ場のロッククライマー密度はダントツで日本一でしょう。

場内を歩く、鍛え上げられた肉体の男女はちょっと神々しいくらい凄い。

自らの体脂肪を省みることしきり。

上の写真はそんなクライマーのイケテル車達と、ストイックに岩に向かっていく若者。

シルエットが塗りカベのように四角いのは、ボルダリングの着地用マットを担いでいるためです。

ブルーシートの使い方も上級者がいます。シートのハトメは保護しながら結構なテンションで

屋根をかけていて、ちょっとした嵐になったときも無事のようでした。

 

メシは単純なものばかり。炭火焼き・ホイル焼きとそのバリエーションが主です。

左の金属の筒のようなものは英国のヤカンです。

ケリーケトルと言います。真ん中に煙突??が空いていて、

中で火を燃やすことによって、高い熱効率で湯を沸かします。

煙突効果で火起こしにも使える可愛いヤツ。

右はホットサンドマシーンとハムチーズサンドです。

型にバターを流してから焼いているので表面はクッキーのようにカリカリで最高!

 

場内は、白樺林のあちらこちらに花が咲き乱れていて、

ちょっとヨーロッパ的な雰囲気もあります。

 

場内を流れる川は、千曲川の源流をなす沢の一つで、(ホントの源流はすぐ近くの別の谷とされてます)金峰山を

源流としています。水の透明度がわかるでしょうか?

でも冷たい!

 

 

川上村には、川上犬という固有の犬種があるのをご存じでしょうか?

日本犬の原種に近い、野性的な犬です。

実は役場の近くに、川上犬と遊べる場所があり、ついいつも

寄ってしまうのです。。。

いちばん愛想のいい子

 「おい、お客さんだぜ。」

      「あのですねぇ」      

 「紹介のない方は、ご遠慮願ってるんですよ」

 

冗談はさておき、可愛いです。川上犬。

 

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