インデント(字下げ)スタイル

※ Eric Raymond の Jargon File Resourcesindent style を概訳。
  1. K&R Style
    if ( <cond> ) {
    <body> }

     Brian Kernighan と Dennis Ritchie's の著書 "The C Programming Language" がこの書式で書かれていたことからこう呼ばれている。
    また、UNIX のカーネルがこのスタイルで書かれていたことから Kernel Style とも呼ばれる。

    字下げは、C の場合は 8文字(場合によっては 4文字),C++, Java の場合は通常 4文字 である。


  2. Allman Style
    if ( <cond> )
    {
    <body> }

     Berkeley で数々の BSD のユーティリティを書いた Eric Allman にちなんでこう呼ばれている。
    BSD Style とも呼ばれる。

    字下げは、もともとは 8文字 だったが、C++, Java にならって 4文字 で書かれることが多くなっている。


  3. Whitesmiths Style
    if ( <cond> )
    {
    <body>
    }

     初期の商用のコンパイラである "Whitesmiths C" のサンプルコードがこのスタイルで書かれていたことからこう呼ばれている。

    字下げは、8文字 だが、4文字 のものも見られる。


  4. GNU Style
    if ( <cond> )
    { <body> }

     GNU Emacs をはじめとする FSF (Free Software Foundation) のプログラムがこのスタイルで書かれていることからこう呼ばれている。

    字下げは、4文字 で、{ } は、その半分の 2文字 である。