スコットランドの農家の居間。今日は、ジェームスとエフィの結婚式。
暖炉のそばでうたたねしていたジェームスは、美しい妖精・シルフィードの夢を見ます。気配で目をさますと、かたわらに夢で見たシルフィードがいることに驚き、触れようとしますが、シルフィードは身をかわして、暖炉に吸い込まれるように姿を消してしまいます。
エフィがジェームスの親戚アンナととも入って来ました。友人たちもやって来てカップルを祝福しますが、エフィに片思いしているグァーンはあきらめられません。
なごやかに人々が談笑する中、いつのまにか占いの老婆マッジが暖炉にあたっているのを見つけたジェームスは、マッジを追い出そうとします。エフィはジェームスをなだめ、マッジをもてなします。そして運勢を占ってほしいと頼みます。
しかしマッジは「幸せな結婚をするが、相手はジェームスではなくグァーンだ」と告げます。ジェームスは怒ってマッジを追い出します。
人々が結婚式の準備で出ていってしまうと、シルフィードが姿を現します。ジェームスが結婚することを知って悲しむシルフィードは、ジェームスが子どもの頃、森に遊びに来た時から愛していたと告げます。
結婚式が始まっても、ジェームスは上の空です。エフィに結婚指輪をはめようとした時、シルフィードは指輪を奪い取り飛び去ります。ジェームスは、シルフィードを追って森へと去ってしまうのでした。
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