「眠れる森の美女」[全3幕]
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●主な上演キャスト
<助演> 奥山 栞/落合 蘭/音嵜琴心/田村舞弓/戸川はな 上村季乃(14)/高瀬 藍(14)/岡ひかる(15)/坪田 麗(15) 小川 海/中山颯人/荒矢輝理 |
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[覚え書き] コロナ禍の第3波が迫り来る中での上演。土壇場キャンセルも覚悟の上の遠征だったが、両日とも無事上演され、久しぶりのイーグリング版「眠れる森の美女」を堪能。 初日、序盤の客席の反応は硬く、こういう状況下で「劇場にいる」という事の緊張感のようなものが感じられたが、話が進むに連れ、徐々に客席も暖まり、最後は大きな拍手をいただき大盛り上がりの中、幕を下ろした。 終演後「コロナで気分が落ち込んでいたが、来てよかった。楽しかった」と語り合いながら帰る方たちの声に胸が熱くなった。2日目は幕が上がると同時に拍手がおこり、思わず泣きそうに…。 「白鳥の湖」「くるみ割り人形」と完売が続いた札幌公演だが、さすがに今回は空席が目立った。でもこういう時だからこそ、芸術や舞台は必要なのだとの想いを強くした。 ダンサーたちは外食禁止とのことで、食事はお弁当かテイクアウトで、ほぼホテルと劇場のみの往復だった模様。 プログラムには、村の人々(第2幕)、赤ずきん(第3幕)も奥田花純さんとなっていたが、怪我降板との場内表示。が、勇敢の精はちゃんと踊られていたので「大事をとって」ということか。 思わぬ所に豪華キャスティングを発見するのも地方公演の楽しみだが、今回はプロローグのラッパ隊が豪華版(井澤 諒さん/福田圭吾さん)。 |