この人も雑誌とかによってデイブ・ローゼンサルとかいろいろ
表記されていてややこしい。ディープ・パープルのギタリストの
リッチー・ブラックモアがディープ・パープルを脱退した後に
結成したレインボーってバンドの後期に弾いてました。
大物のドン・エイリーの後継ぎとしてレインボーに加入したわけ
だけど、ドン・エイリーのいたころの曲をライブでやっても
ドンよりも格好いいソロを弾いていたぞ。
84年のジャパンライブでの「スポットライト・キッド」の
ソロは圧巻である。音階の聞き取りは全く不可能だが。
バークリー音楽院出身の本格派でしかも、あの気難しい
リッチー・ブラックモアにレインボー解散後も「デイブは
いつまでも一緒にプレイしたいと思うプレイヤーの一人だ」と
言わしめたのだからスゴイね。
レインボー解散後、まったく姿を見なくなったと思ったら
シンディー・ローパーのバックバンドや元巨人のクロマティの
バンドでキーボード弾いておったんやね。
苦労してるね、デイブ!(涙)
(ちなみにクロマティとは旧友らしいね)
その後 RED DAWNというバンド結成。キーボードと
ドラム(チャック・バーギ)が元レインボーでヴォーカルが
グラハム・ボネットもどきというあまりにも当時の私のツボを
ついたバンドだったので発売日にCDを即購入。(こんなん俺
だけやろうな。)でも豪快に弾きまくるフレーズの数々はやっぱ
すばらしい。ハードロックのキーボードヒーロー不在の当時としては、
キーボーディストがイニシアティブをとるハードロックバンドが出現した
というだけでも涙ものでした。
彼の弾いているキーボードはレインボー時代はミニムーグ&
ハモンドオルガン(他ではハープシコードの音色もしていたが・・)
という定番だったが、RED DAWNではローランドのJD-800という
シンセを使用していた。
後で出てくる元ドリーム・シアターのケヴィン・ムーアもこのシンセを
使ってたね。
これも欲しくて値段も結構手が届くものであったが・・・・
15kg近く重さあったんよね。これ。それで購入を断念。
ローランドのJDって今聞くと、やっぱちょっと古い音するね。
ダイナミックレンジ狭いっつーか。でも、それでローランドの
技術力がどんどん上がってきているのが分かるんやけどね。
Red Dawnで復活後は1995年にドリームシアターのサポート
メンバーとしてライブをこなしChange of Seasonsを発売
1997〜1998年にかけて、イングヴェイに在籍。
うーん勢力的に活動してるね。
しかし、日本のバンドの「虹伝説」に参加するのはどうかと。。。
だって本物やん。
【私的DISCOGRAPHY】
【上】
TR01 SPOTLIGHT KID のキーボードソロは私が知ってる
ミニムーグソロの中でも最高級!
【下】
これがRED DAWNです。
TR01 FLYING HIGH で今までの鬱憤を晴らすかごとく 弾きまくる弾きまくる!
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