ハードロックキーボーディストについて語る(6)

〜  ドン・エイリー 〜


ハードロックキーボーディトといえばこの人を上げる人が
最も多いんでないだろうか?ってなくらいの超大物。
プレイしたバンドはレインボー、オジー・オズボーン、
コロシアムU、マイケル・シェンカー・グループ、UFO、
ゲイリー・ムーア・バンド、ホワイト・スネイク、ジューダス・ プリースト
等数を上げればきりがない上に超大物アーティスト
ばかりである。
最近ではウリ・ジョン・ロートのバンドのメンバーとして
来日してました。

「K2」、なんていうタイトルのソロアルバムも出していて
今は亡きコージー・パウエル(Dr)やVOW WOWのVoなんかも
参加していた。実はマジメに聞いてみると超上手い上に
ありとあらゆるジャンルの音楽のエッセンスを持っている・・・・
・・・・・・がしかし!

私にとっては悲しいキーボーディストの代表格でもあるのだ。
まあ、なんつーかこれだけ多くのバンドに参加してはいるものの
彼でなくてはできなかったと思われる音色やフレーズと
いったもんがこれといってない、っつーかバンド内であまり主張
しない。
イントロだけ弾いてあとはいるのかいないのか分からない曲とか
結構あるぞ。
だからこそ、いろんなバンドで起用されるんやろうね。

彼のいるバンドってキーボードを外しても楽曲が成り立つものが
多いからコピーバンドはキーボードなしってパターンを良く見かける。

本当はもっとギターと喧嘩して、自己出張してほしいんやけどね。
まあ、ハードロックバンドにとって、キーボードとは無理に入れなくても
楽曲は成立する訳だし、パーマネントメンバーを雇っても
維持費がかかるだけやし、パーメネントメンバーとして
キーボードがいるっつーだけで全曲に無理にキーボード入れなくちゃ
いけなくなるしね。

そうなると自然にキーボードプレイヤーはドン・エイリーのような
スタイルにならざるを得なくなってしまうパターンが多いんやね。


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