【週刊プロレス監修 プロレス戦国伝】


ジャンル:シミュレーション
ハード :プレイステーション
メーカー:ケイエスエス


【購入動機】
 ファミ通のレビューで8点とか7点とかついていた、6点もあったけど、補足でプロレス好きならプラス1点(2点かも、うろ覚えでスマン)とか書いてあった。プロレス団体経営シミュレーションとはこれまた興味深い・・

【システム】
 まず、団体と選手作成から、選手のコスチュームや髪型まで細かく設定できる。
しかし、どうやってもカッコ悪い選手しか作れないシステム
なっているらしい。選手の顔はどこからどう見ても吉田戦車のマンガのキャラクターにしか見えんが・・・しらない人はごめんなさい・・・・・・・・・・
ルール設定はラウンド制やデスマッチもあって、結構幅広いし、他団体へ殴り込みなんかも出来る。プロレス以外の格闘家に挑戦状を叩き付け、異種格闘技戦なんかもできる。

 若手を海外修行に行かせることもできるぞ。
強くなって帰ってきたためしがないが・・・

 試合中は選手を自分では操作できず。親の気持ちで見てるだけ。アイデアそのものは悪くない

【遊んでみる】
 団体名はドリーム・チーム、エースは東三四郎で決定。
使える技の設定は、はり手とブレーンバスターとボディアタックのみ!それ以外は必要なし!

 やっぱ異種格闘技戦でしょう・・ということで三四郎はプロボクサーに挑戦。
何と異種格闘技戦でプランチャをやりやがった!
ここまでは笑えるので良しとしよう。

【致命的な問題点(デザイン)】
 ポリゴンのモデルが今までにやったゲームの中でも最低レベル。 (FISTよりマシ程度かな・・・・・・・・・・)ポリゴン欠けまくりな上、基本モデルもずん胴の短足、頭でっかち。マスクも髪型も「こんな奴おるんかい?」と、つっこみたくなる程超悪趣味なのである。動きも今までにやったゲームの中で最低レベル。紐で吊るされたマリオネットみたい・・・。

【致命的な問題点(サウンド)】
 初っ端からヘコヘコなBGM。効果音もすばらしくヘコヘコ。おそらくゲーム史上に残るヘナチョコな効果音であろう。
しかし、ある意味、内蔵24chのADPCM音源とCD-DAが可能なPSでここまでへなちょこな音を出すとは!?まあ、音源方式の問題ではなくてソース波形の選び方とセンスに問題があるんでしょう。

先述のヘコヘコなモーションと合わせてみるとどつき漫才をしているようにしか見えないぞ。

 CDケースの裏に「肉声による実況で臨場感を再現!」とあるがめちゃめちゃ冷めてるやん!?しかも、途切れまくる。ちゃんと喋れ。だいたい喋ってる奴!おまえ誰やねんッ!?

【決定的で致命的な問題点】
断言しよう。はっきり言って育成して数値を上げても意味はない。 だって試合結果はランダムで決まっちゃうもん。Aクラスのチャンピオンがデビューしたての新人に簡単に負けてしまうことも多い。おいおい。しかし、攻略法はいたって簡単。
試合に負けたらリセットボタンを押せ!勝てばセーブ!

【独断の結論】
ランダムがゲーム性を破壊してしまった良い例。あと基本的な技術的力が低い!低すぎる!


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