PERSEPOLIS :ペルセポリス  <--Back <--Home


今回の旅のハイライト。
アケメネス朝ペルシア帝国の首都。
シラーズの北60kmにある。それ程大きく感じなかったが12万m2あるそうだ。

入り口の大階段を上ると、クセルクス門(写真右)。2体の人面有翼獣身像が立っていて、人頭は知恵、馬体は力、翼は自由を象徴している。破損が激しく、この日も補修用の足場が架けられていた。

グリフィン

アパダーナに上がる東側大階段のレリーフはきれいに残っている。60年前まで土に埋もれ破損を逃れたのだそうだ。
写真左下がその1つ「新年のレリーフ」。春(ライオン)が冬(雄牛)を追い出している図。

新年のレリーフ

 ここペルセポリスの北東6kmに王達の墓所:ナグシュロスタムがある。

クセルクス門

門を抜けると双頭の鷲像:グリフィン(写真左)がある。
権力とやさしさを象徴する生き物だそうだ。(映画ゴーストバスターを思い出した)

写真右下はアパダーナ(謁見の間)。

アパダーナ

一番下の写真はペルセポリス最大の広間「百柱の間」とその奥にアルタクセルクス2世の王墓。

 百柱の間

 

 

予備知識:

BC550年キュロス2世がメディア王国を倒してアケメネス朝ペルシア帝国の基礎を築き、続くダリウス1世が首都としてペルセポリスの建設を開始する。建造は、クセルクス1世,アルタクセルクス1世,クセルクス2世に引き継がれ、アケメネス朝の滅んだダリウス3世の時代まで続いたと言う。(「JTBポケットガイド133」より)