ティオティワカン:Teotihuacan
−−ケツァルコアトルの神殿−−
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メキシコシティーの北東50kmに新大陸最大の遺跡ティオティワカン。その
入り口の正面に6層のピラミッドのケツァルコアトル神殿が建つ。
壁面には、まるで宇宙人のように目を太い円で縁取った雨の神「トラロック」 と風の神「ケツァルコアトル(羽毛のある蛇)」の彫刻が施されていた。 このケツァルコアトルはメキシコ史上幾度となく登場する。古代メキシコには 周期的な時間の概念があり、神神が周期的にやってきて人々の生活に介入すると 考えられていた。 かつてこの地を支配していたアステカ王国は、この地を征服に来たスペイン人 貴族コルテスをこの神の再来として迎え、滅びている。 |