韓国旅行記:ヨン様の国,ソウル・木浦・珍島・光州・麗水・晋州・統営・鎮海・釜山の歩き方

本に掲載している写真をご紹介します。
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8.統営
成田からソウルに入り、ソウルから南下して木浦、珍島、光州、麗水、晋州、統営、釜山、鎮海へ行く
本に出てくる写真 本の文章 撮影者
写真
アジシからもらった地図を見ながら、一五分ぐらい西に進むと小さな湾に出た。湾の中には多数の漁船が停泊していた。そこを左に曲がり、右手に湾を、正面に南望山なる標識を見ながら、大きな道を登って行った。途中で、市民文化会館という大きな建物の前を通り過ぎて、二〇〇メートルくらい歩くと南望山の頂上の大きな広場に出た。

広場には、救国の英雄、李舜臣将軍の銅像がぽつんと立っていた。【写真(南望山公園に建つ李舜臣像)】

若いアベックが、カメラを手にして李舜臣像の前にいた。一緒のところを写真に撮ってあげましょうかと声をかけようとしたら、男性の方が私の方に近づいて来て写真を撮ってくれませんかと遠慮気味に頼んできた。
アベックの写真を撮った後、逆にお願いして私自身を私のデジカメで撮ってもらった。

03年07月30日

松尾波笑
写真
頂上広場から、ほんの数メートル下に下ると海側(南側)を見渡せる小さな展望台があった。
この展望台に、物静かな七〇歳くらいの老人が座っていた。この土地の人で、散歩のついでにここに来て休んでいるのであろう。老人は、ここから南方向の眼下に一望できる風景について一つ一つ説明してくれた。

右手の南西方向に、二つの橋が見える。手前の橋が忠武橋で、後方の背の高い橋が統営大橋である。海上を時々白波を立てながら船が行き来している。【写真(南望山から見た忠武橋と統営大橋)】

03年07月30日

松尾波笑


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