韓国旅行記:ヨン様の国,ソウル・木浦・珍島・光州・麗水・晋州・統営・鎮海・釜山の歩き方

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6.麗水
成田からソウルに入り、ソウルから南下して木浦、珍島、光州、麗水、晋州、統営、釜山、鎮海へ行く
本に出てくる写真 本の文章 撮影者
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私は、九:〇〇分にホテルのフロントへ行き、アジシに荷物(リュックサック)を預けてホテルを出発した。

まず、海に浮かぶ亀甲船を見に行った。
今ちょうど雨が止んだところであるが、一応傘を持って行った方がよさそうである。そこで先ほどアジシに教えてもらった、すぐ近くの雑貨屋で傘を、四〇〇〇Wで買い、タクシーに乗った。
タクシーは一五分で、突山大橋を渡り終えた所にある、海に浮かぶコプクソン(亀甲船)に到着した。【写真(海に浮かぶ亀甲船)】

亀甲船は、豊臣秀吉の時代、文禄・慶長の役のとき、李舜臣将軍が閉麗水道で日本軍勢を迎え撃ったときに使った船のことである。亀甲船は、敵の攻撃から船を守るため亀の甲羅のような平べったい形をしており、その亀の甲羅の部分に鋭くとがった針を埋め込んでいる。文献を元に復元した実物大の模型船をここに浮かべているのである。

03年07月29日

松尾波笑
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亀甲船入り口で入場料一二〇〇Wを払って桟橋へ行き、そこから亀甲船内へ入って行った。
まだ、朝早いため私が本日最初の入場者である。船係りの一人の老人を除いて誰もいない。入ってみると船内は結構広い。船内の各部屋の役割や構造について説明書きがあり、ご飯を炊くかまどの説明もある。
捕虜となった日本の侍が取調べを受けている場面もある。【写真(倭軍捕虜を尋問している取調官(=ハングルの説明文を日本語に直訳するとこのようになる))】

03年07月29日

松尾波笑


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