車のエクステリアを細部まで見ることはあまりなかったのですが、156は見てるだけでも楽しいです。
優美な曲線のボディにプレスラインのエッジがバランス良く配置されて、フロント、リア共に潔くまとまっている。
顔は個性的、ウエストが締まっていてお尻がキュッ。
やっぱり顔にアルファロメオ伝統のヒゲがあるから男性?盾も構えてるし。
「洗車が楽しいな〜」
ドアハンドルも面白い。
フロントはアピール大で、これから何かが始まることを予感させてくれます。
リアは逆にどこにあるかわかりません。 後部座席へ座る方に何回も聞かれましたが、分かった瞬間は決まって笑顔。 「2ドア?」と言う方もちらほら。。
156は乗り込む瞬間にもこんなギミックで演出してくれているんですね。
爪の長い女性は要注意。 さりげなく男性がエスコートできますね。

 
 
 

お尻がキュッと上がってるリアのデザインなので、慣れるまで後方確認が難しかったです。
そのため車庫入れは慎重に。
トランク部分の長さが短いので、中から見ているよりもまだまだ後ろにスペースができてしまいます。
取り敢えず広〜い駐車場で練習することにしました。
閉園間近で空いてる時をねらって。
Photo:八景島

 
 
  週末や長期休暇の行き先は無意識に山方面へ。
ここまで読んできてくれた方にはわかりますね。
そうです、ワインディングロードを求めて行き先を決めてしまうんです。
登りは少し苦しい時がありますが、下りはちょっとしたジェットコースターみたいにオンザレール感覚でコーナーを次々と抜けていきます。
ハンドリングがクイックなのでリズムがとり易い。
エンジンの吹け上がりの良さ、コーナリング性能の良さにブレーキが負けているような気がしました。
運転は熱くなりすぎず慎重に、冷静に。
Photo:照葉峡
 
 
 

一番お気に入りの角度です。
ワインディングロードでも高速道路でも一般道でも、頻繁に車を止めたくなります。
駐車場から離れる時も無意識に振り返って見たり。
オープンカフェでは、お店の前に156を止めて眺めながらの小休止。
アルフィスタにしか理解できない至福の一時ではないでしょうか。

 
 
 

この角度から見ると意外と丸っこくて短く感じます。
本当にかっこいい。
勝手な解釈ですが、このデザインだったらスポーティな走り方をしていても許されるような。。
紳士的で運動神経が良さそうな運転を心がけていました。


 
 
 

156とは2年弱で破局に。
良い時は最高の気分にさせてくれるのですが、良くない時は車じゃなくなってしまうんですね。
SELESPEEDが頻繁にぐずって車じゃない時間が多くなり、マスターケアの期間なので無償で対応してくれますが切れたら経済的に大変です。
そもそも156に乗りたくて購入したわけですから。
「踏み切りの真ん中でエンコ事件」が決定的でした。
購入を考えている方はインターネットで先人が発信している良い事、悪い事を十分に収集して下さい。
私が経験した不具合はSELESPEEDだけです。
ですから、それ以外のトランスミッションは友人、知人に勧めています。
進める理由は私の結論が「156のオーナーになれて良かった」からです。
他の車では体感できないすばらしさを持っています。
アルファロメオに興味や情熱を持っている方は、1度はオーナーになってほしいです。
情熱が大切です。
きっと私と同じ感動を抱けると思います。