Taj Mahal: タージ・マハル <<--Home
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開場は、日出〜日没。う〜ん、判りやすい。なんともインド的な開園時間である。(月曜は閉門、要注意)シャムナー川のほとりにある、眩しいくらいな真っ白いドーム。

ムガール帝国5代皇帝シャージャハーンが妃ムムターズの死を悲しんで建てたお墓である。ムムターズの宮殿(マハル)からタージ・マハルと呼ばれる。(僕はてっきりモスクだと思っていた)
タージ・マハル 本体に10年、周りに12年、計22年で1万2千人の人と時間を費やした。本体は大理石でできていて、250Kmも離れたジャイプールの傍のユウタから切り出したもの。この建設が国力を奪い、ムガール帝国は衰退していく。(こういった話を聞くと背筋がゾクゾクっとします...)

園の入り口に近づくと、写真屋攻勢に合う
(1枚100ルピーだ?値切る気もせん!)。写真屋を振切って園に入ると、確かに大理石の白さが眩しい。これも最近ではくすんできているとか..。

宮殿には靴を脱いであがる。日に焼けた大理石が素足に熱い!
(靴カバーも用意されている様だけど、是非靴下を持っていってください)。ドームに入ると、中央に大きな棺と、その横にそっと小さな棺が置かれている。大きい方がムムターズのもの。

当初シャージャハーンは、ヤムナー川を挟んでマハルとの対岸に、黒大理石で自分のマハルを作り、両マハルを橋で結ぼうと考えていたそうな。しかし、国の衰退を案じた息子にアグラー城に幽閉され、死後はその小さな棺に葬られることとなった。
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