Fatehpur Sikri : ファーティプルスィクリー <<--Home
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ファーティプルスィクリー アグラーの南西40Kmにあるムガール時代の王都。

子に恵まれないアクバル大帝が子宝祈願のために、ここに住む聖人を訪れた。見事、子が生まれ、狂喜した王は首都をここに移してしまった。

王には12人の妻と1000人の外人妻がいて、ここに住まわせたそうだ。
(ひえ〜。千人切なんてのは聞いた事あるけど、妻を千人とは...。でも政治的な理由だろうから、大変だろな)あちこちに妻が住まわせた部屋や建物が一杯ある。

アクバルはヒンズー教やイスラム教など色々な宗教の混合を考えていて、ここは新宗教(ディーンエライヒと言うそうな)を考案した場所でもある。
内部の装飾も色々な様式がミックスされている。

しかし、ここもアクバルの死後、水源不足から廃都となってしまう。ここへ遷都して14年である。まあ、彼らにしてみれば、アパートを住みかえる程度の感覚なんだろうか。
王が座する場所
左写真は貴賓接見室にある王が座する場所。(上の写真でカーソルがリンク状態になるところです)
部屋の中央にカクテルグラスのような形をした玉座が天井近くまで延び、そこから四隅へ渡り橋が架けられている。王はこの上に座り、下に多くの客人を通して接見した。

ブランドダルハージャ左下の写真は鹿狩りの時に目印にした塔らしい。(正確にはよくわからん)塔の胴体には多くの象牙がサボテンの針の様にさしてある。
鹿狩の塔右写真はブランドダルハージャ。大きな門の意味。

前述の聖人の墓に続く門。
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