−−　ミデス　−−

トズールの北西60Kmに、アルジェリアとの国境に近い山岳地帯にミデス、シェビカ、タルメザの３つの村がある。




　ミデスは正に国境の村で、映画「イングリッシュ・ペイジェント」の舞台となった谷がある。その谷は、崖の上から見下ろすと、足がすくみ、背筋に冷たいものを感じるほど深く険しい。

崖の上にはお土産物屋さんがちゃんとありました。


●タルメザの旧村

ミデスから８Kmのところにあるのがタルメザ。

この写真は遺跡ではなく、1969年の大雨で崩壊したベルベル人の廃墟（旧村）。．．．でも１千年前の遺跡とか言われても、きっと何の疑問も持たない景観でした。

●シェビカ

　タルメザから南に10Kmにある村。入口にカフェと言うか、土産物屋というか．．があり、そのカフェを通り抜け、今は廃墟となった旧村を抜けると小高い丘に行ける。

なかなかの絶景です。手前下は、今は廃墟となった旧村の跡で、その先の町が現在の新村。地平線に広がっているのが塩湖です。




　カフェに入らずに谷を降りるとヤシの林の中に涌き水ポイントがありました。とても静かで涼しげな、正にオアシスです。

砂漠をさまよって乾ききった時に、こんな場所にたどり着けば、それはもうパラダイスに感じるだろ〜な。