1996年6月、佐藤橋近くのヨシ原を刈らずに残してもらった。
このページには写真がたくさんあります。みな4kb〜8kb程度のサムネイルにしてありますが、時間がかかると思います。申し訳ありません。
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(写真をクリックすると、大きい画像の写真が見られます。)
4月の終わり頃(私が確認したのは24日)からオオヨシキリの鳴き声が「ギョギョッシ、ギョギョッシ、ケケケケケケ」と騒がしかったのですが、6月6日に埼玉県中川・綾瀬川総合治水事務所が草刈りしようとしているのに偶然出くわしたので、これはまずいと思って思い切って治水事務所に電話したら、ヨシ原は刈らないで残してくれたのです。

ただし、見てわかるとおり、かなり几帳面に「ヨシだけ」を残して他は全部刈ってしまったので、ヨシとヨシの間に生えてた草も刈られてしまい、全体として見るとヨシを残す意味が薄れてしまったかもしれません。今年はもう一度お話しして、できればもう少し広い範囲で残してもらえるように努力したいと思います。オオヨシキリが繁殖できるヨシ原の面積は、一説には最少で450平方メートル、平均900平方メートルといわれ、実際には幅2、30メートル、長さは200メートルくらいのかなりまとまった広さがないと群れが繁殖できないと考えられています。(桜井善雄著「続・水辺の環境学」新日本出版社
より)

そして治水事務所はこんな看板を立てた。

しかし、治水事務所はこの木を抜いちゃった。

この写真の左端に写っているのは、ムクノキという木です。1996年の10月から始まった護岸改修工事で邪魔だということで抜かれてしまい、ほったらかしにされていました。このままではあまりにかわいそうなので、アドバイザーの西川昭三先生に見ていただいたところ、芽も水分を含んでおりまだ生きていることがわかりました。治水事務所に連絡したら、木は捨てずに、佐藤橋の近くのムクロジやシイなどが生えているところのそばに仮植してもらいました。


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