血みどろ楽器レビュー
〜〜音源モジュール&サンプラー編〜〜

鍵盤のついていないシンセ。キーボードとMIDIケーブルで接続すると音が鳴る。



H13.8.24 MOPHAT追加
【JV-1010】 メーカー:Roland   レビュー担当:なまちゅ
私が知っている音源の中で、音質、値段、操作性等のトータル面で一番優れている音源。本体だけでほとんど音色エディットができないのが難点だが、出音はJVそのものでどんな音色もそつなくこなしてしまいます。
一番気に入ってる点はハーフラックというとても小さなサイズ。リュックにひょいと入れて気軽にスタジオにもっていける。これはイイ。エクスパンションボードで音色も追加できるし、すでにセッションボードというボードの音色も内臓されている。(つまり上位機種より音色数、波形数共に多い)しかも同時発音数は最大64音。
カテゴリーつまみがついているので音色を呼び出すのがとても簡単。これで定価\54800は破格。これとA-33を組み合わせれば10万以下で最強に近いスペックのキーボードの出来上がり。
DTM方面でもシリアル用端子を装備している(僕は使ってないけど)。DTMな人たちの間では未だにSCシリーズに対する信仰があるようだがはっきりいってSC-88Proよりこっちの方が値段も安い上に断然音も良い。DTMファンよ目を覚ませ(注:独り言)。SCの音は1音色あたりサンプルをケチってたり、いわゆるSCの音しか出ないのが気に入らん。エレキーギターとかはSC-88Proの方が強いかな?でもギターは自分で弾くから、ギターの音色は別にいらん。


【U-110】 メーカー:Roland レビュー担当:なまちゅ
1989年くらいに発売された音源モジュール。このころから音源モジュールがプリセットサンプラー化しはじめたと言えよう。 PCMカードで音色を追加できる。カードスロットはなんと4つもついている。しかし、カードは5枚持っていたりして・・・・
同時発音数は31でマルチティンバーは6。なぜか中途半端。リアル指向の音源のはずですが、今聞くとしょぼい音です。SC-55よりはマシかな?


【JV-1080】 メーカー:Roland レビュー担当:とど彷徨さん
JV−2080の前身モデルです。音はそこそこかな?けど、割とまとまってて使いやすかったほうです。音量バランスめちゃくちゃなパッチが一部あったけど。当時はまだ拡張カードがあんまり出てなかったので、私の中ではそこまで評価は高く無かったです。まあ、無難な音が出るから良いかってな感じでした。今思えば短絡的な評価したなぁ・・・。今なら、Session+KeyBoard+VintageSynth+Bass&Drumで結構いけてる音源になったのに。大阪からこっちに戻る時に売り払ってしまったのが悔やまれる。おかげで戻ってきた時にJV−1010購入してしまった。このときに、Sessionその他の拡張カードの出来の良さに気づく私であった・・・。


【JV-2080】 メーカー:Roland レビュー担当:中に死君
エキパン装備で大変身。でも買う金無くて、おまけボードとベドラしか刺さってない(泣)。
とにかくモタる。曲中でPatchChangeを送りまくってMulti Timberで使うと危険。Performance Modeでの Patch選択がダルい。音色探してたらフレーズ忘れた。んでも、やっぱり一家に一台的音源。中古で買ったけど高かった・・・。


【SC-88Pro】 メーカー:Roland レビュー担当:中に死君
便利。だけどドラム、ベースは壊滅的。ネットで良く見かける、コレ使ってレコポでエロゲーのBGM打ち込んで喜んでる人って、いったい? 他にも文句はいろいろあるがやっぱり便利。でも、所詮はDTM音源(悲)


【CM-300】 メーカー:Roland レビュー担当:とど彷徨さん
操作パネルを取り払ったSC−55です。私はなぜかもどき物が好きみたいだなぁModel 660とか・・・。まあ、それは別として、当時としては割と重宝して使える音源でした。音が激チープ&立ち上がり感が死んでるのを除けば。一応、音色はそろってたし。こいつよりModel 660の方が音が良かったのは確かです。


【Proteus 2000】 メーカー:E-mu レビュー担当:とど彷徨さん
実は今、余り使ってないんですが(家のシーケンサーを腐れキューベースVSTにしてしまった為、家ではなんもやる気がおきない(言い訳入ってます(苦笑)))音に関しては、アコースティック系は良かったです。が、リズムキットが初期状態だと死んでます。タムが音程二つ設定。要パッチ変更ってな感じです。後、エレキギター系もヤバイかも。ディストーションのミュートが無いんですよ。弾ける人は関係無いですけど。まぁ、アコースティック系専用音源として使う事をお勧めします。ようやく拡張カード類も出てきたので(けど、馬鹿高い)試してみたいけど。


【Proteus 2000】 メーカー:E-mu レビュー担当:汁女さん
proteusファンの私が発売後即座に購入した一品。proteusシリーズの良い所はストリングス、ラッパ系の美しさったら絶品だぜってな感じのとこですな。バイオリンのきぃぃ〜ってとこ、わかる?きいいい〜〜〜っってとこよ。くるね、ここ。脳細胞電波直撃すってっき〜!という訳である。(どーゆー訳?)
ピアノのちょっとピッチ狂い気味な音色も、なんだか古くさくって涙物だし、全体的に70年代っぽさが怪しく漂っていて嬉しい。
でもきっと嫌いな人は嫌いだと思う。マルチに活躍する音源ではない。あまり素直な音がないのだ。でもそこが私はお気に入り♪
基本音源はJVに任せておけばよい。さて前機種でもわかっていた事だが、やっぱりドラムは使えん。基本ドラムは他の音源に任せて、たまに見つかるおもしろい音を遊びで使う程度。加えてエフェクトの使いにくさといったら、もうこの上ないっす、まじでまじで。32ch使えても、そんなに要らねえぞ。
さて、本当のところ私はこいつを気に入ってるのかどうかどちらなんでしょう?


【 S4 】 メーカー:ALESIS レビュー担当:とど彷徨さん
店頭で聞いたときに、割と当時の私の好きな音のキャラクターだったので買って見ました。が、こいつにも問題があって、
・マルチティンバーモードでPAN効きません。この時代になってそれは悪い冗談です。
・音の減衰が早すぎ。コンプレッサーと併用しないと今一つ使いにくい。
というのがあったっけ。せっかくドラムの音なんかは良い感じだったんですが。結局メインに使っていたのが、その後に購入したJV−1080となってしまうのでした。ははは。今はもう無いです。大阪からの引越し時に処分。(売り払い)


【TR-RACK】 メーカー:KORG レビュー担当:なまちゅ
KORGの大ヒットキーボードTRINITYのラック版。もう売っちゃった。私が所有していた音源の中で音ヌケ度ではNo.1。音色にもよるけど。本体のみでも一通り音色エディットできるが、付属のソフトを使いパソコン上でも音色エディットできる。
ギター系の音色が強いが私はギターは自分で弾く主義なので別にいらん。ダンス、ヒップホップ系の音色も充実しているが、どっちにも興味ないので別にいらない。
低音がごわごわしているのがちょっと気になる。(低周波出しすぎ?)難点はvalueのつまみがなくボタンで数値を変えなくてはならないとこ。あとTRINTYのいいところであるリアルタイムの操作性を生かそうと思ったらモジュレーションホイールがマイナス方向に入り、リボンコントローラのついたキーボードを持っていないといけないところ。
だって、モジュレーションマイナス方向を備えてるのは、KORGのキーボードだけだしリボンコントローラまで考えるとTRNITYの本体買わなくてはいけないわけだから。そんなら最初からTRNITY買ったほうがいいじゃんってことになる訳で・・・・(最近TRITONも出たが)
これはKORGの音源モジュールすべてに言えることだ。KORGはマスターキーボード作らないのかな。KORGがマスターキーボードを作っていれば手放すこともなかっただろうに。


【ESI4000】 メーカー:E-mu レビュー担当:なまちゅ
44.1Khz、16bit再生可能なサンプラー。100MbyteZIPドライブを標準装備。RAMを128Mbyte積んでいるので、かなり快適。出音はAKAIのサンプラーより全然良い。おそらくDAコンバータの差だろう。
しかし、AKAIのS3000フォーマットに対応していないのとAIFFフォーマットに対応していないのがツライ。気がつくと結局JV1010使ってる・・・・。


【ESI4000】 メーカー:E-mu レビュー担当:なまちゅ
シンベがお勧め。高い方の音程で鳴らしても
低域が充実してて、音痩せしないのがいいよ。
MIDIクロックに合わせてビートが自動的に変わるのも良いよ。
スライスされてる状態で、ブレークを組んでであるから、音程もかわらんで
済むし。(けど、ブレークのパッチはまだ曲には使ってないけど(苦笑))
あと、SE系統の音も結構充実してるよ。
こいつはお勧めだよ。




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