血みどろ楽器レビュー
〜〜シーケンサー編〜〜

MIDIを利用して自動演奏する機械。自分で演奏情報を入力できる。
つまり曲を作れるツール。
語源は中国拳法と音楽の融合をはかった達人、思惟拳鎖が気孔の力で
楽器を再生することに成功した故事に由来する。




【Q-80】 メーカー:KAWAI レビュー担当:なまちゅ
初めて買ったシーケンサーがこれだった。買った日は使うのがおもしろくって徹夜してしまったのが懐かしい。とても使いやすい名機だと思う。valueダイヤルはパソコンのシーケンサーにはない専用機でしか味わえない快適さだと思う。3連符、5連符、7連符のステップ入力がしやすかった。あとセーブしなくても常に作業中の状態をフラッシュRAMに保存しておいてくれるのも良かった。調子に乗ってセーブしなかったらデータクラッシュ!なんてとんでもないことになるが。
しかし、小節にまたがっている音符がある小節を、コピーペーストするとノートオフ情報がペーストされず音が鳴りっぱなしになるのがつらかった。曲の途中からステップ入力をはじめるとそれ以降に入力していたデータが消えるのが厄介。


【MC-500】 メーカー:Roland レビュー担当:なまちゅ
これは所有していたのではなく一時期仕事先で使っていた。これもQ-80に負けず劣らず使いやすかった。でも、電源を立ち上げるごとにシステムディスクを入れてロードしなくてはならないのが面倒くさくいつも電源を入れっぱなしにしていた。


【EZ Vison】 メーカー:OPCODE レビュー担当:なまちゅ
はじめて買ったパソコン用のシーケンスソフト。ピアノロールの音符の端が丸いのがイマイチ。小節の範囲選択はやりやすい。マックを手放すと同時におさらばした。そういえばレコーディングスタジオには今でもマックのSE-30とvisonが現役で動いているところがあると良く聞く。学生時代にオムニバスCDに参加したときのレコーディングスタジオもその一つで、MTRのトラックが足りなかったのでそれを使わせてもらった記憶がある。


【Vision DSP】 メーカー:OPCODE レビュー担当:とど彷徨さん
 私は完全版のVisionを使ってました。ていうか、今もお仕事で使ってるけど。私としては入力ツールとしてはこいつが一番です。今のところ。なんと言っても操作感が軽いのと、基本操作部分の作りがしっかりしてるのが良いです。パッチセレクト関係もも良く出来てるし。欠点は・ピッチベンドレンジも一発で変えれるようになっていればなぁ。せっかくパッチセレクトもバンクチェンジ込みで送ってくれるのだから。ぐらいかな。私としては。値段も今なら¥29800(Vision DSP  MAC版)で買えるので、お勧めしておきます。


【Sutudio Vision Pro】 メーカー:OPCODE レビュー担当:とど彷徨さん
 今、シーケンサー部分しかまだ使ってないです。後でオーディオ部分はじっくりと試す予定ですが、VisionDSPとはあまり変わらんです。ていうか同じ。対応してるオーディオカードの違いだけみたいです。日本語版がない分普通のVisionDSPの方が良いかも。値段もVisonDSPの方が安いし。


【Cubase VST】 メーカー:Steinberg レビュー担当:とど彷徨さん
 こいつは、ウインドウズ版の問題かも知れないけど、パッチセレクトを直接、プログラムナンバー&バンクチェンジを入れさせられます。(GM系音源使ってるときは関係無いけど)いまどきこれは無いような気がするんですけど。後、MIDI周りの初期設定が私の神経逆なでするような状態になっていました。MIDI Thru Offとか。他にもあったよなぁ。入力インターフェース関係も私には合いませんでした。慣れの問題なのかなぁ?結構高かったのに・・・。


【Micro Logic(2.0)】 メーカー:Emagic レビュー担当:なまちゅ
仕事先で使ったLogicの快適さが忘れられず、でもLogicは当時十万円くらいしていたので簡易版であるコレを購入。値段は2万くらいだった。ソフマッ○の店員いわく、MIDI機能はだいたい同じと聞いていたがこれはサギに近いものがあった。(←ちゃんと下調べしろ、俺)
私が使った歴代のシーケンサーの中で一番へなちょこだと思う。一番だめなのはMIDIステップ入力ができないこと。この時点ですでに終わっているが、どのMIDIインターフェースにもかかわらずMIDI OUTを同時に一つしか使えないのも厄介。まだ持っているが見るたびにムカツクのでどうするか悩んでいる。かなりやる気がなくなったものである。


【Logic Audio Silver(4.0)】 メーカー:Emagic レビュー担当:なまちゅ
Micro Logicで思いっきりヘコんだので泣く泣くこちらを購入。今でもこれを使っている。難点は全トラック指定で小節単位でのコピーペーストが出来ないところ。私が知らんだけか?(←ちゃんとマニュアル読め、俺)
MIDIステップ入力、ピアノロールでのイベントエディットのやり安さはピカイチ。画面も見やすい。オーディオ機能もスゴイ・・・みたいだが
使ってねえや。VS持ってるし。


【レコンポーザ 95】 メーカー:カモンミュージック レビュー担当:なまちゅ
一時期仕事先で使っていた。バグも多かったが、MIDIステップ入力もかなりやりにくかった。音符の切り替え(特に三連符と休符)が面倒くさい上、タイを入力するためにはイベントリストでゲートタイムを0で入力しなくてはならなかった。この時点でハイ終わり。
何でも数値で表記しやがるところが気に入らない。DTMファンは使ってる人多いみたいだけど。数値中心である故に雑誌等の文字媒体でレクチャーしやすいようで雑誌のMIDI講座ではよく見かける。でも使いにくい。結局、仕事上能率が悪いということで、上司に頼んで無理やりLogicに変えてもらった。


【CakeWalk】 メーカー:Roland レビュー担当:なまちゅ
体験版で思った。MIDIステップ入力でタイキーがないのでその時点で終わってる。ひょっとすると体験版だからか?とか思ってローランドに問い合わせたらやっぱないらしい。同じローランドのMC−シリーズにはこの機能があるのに・・・・?。

これはシーケンサーソフトを作っている全部のメーカーに言えることだが、オーディオ機能を充実させる前にMIDIの編集機能でもっと改善すべき点がいくらでもあるやんけ!
だいたいオーディオ機能なんてどれだけの人間が使いこなしてるんだろう?今まで見てきたのはせいぜいデモを再生してスゲーって言ってる程度のやつがほとんどだぞ。最低限、ワンキーでの入力ステップの三連符への切り替え、タイ入力、休符入力がないシーケンサーは終わっている。パソコンシーケンサーが全盛になる前の単体シーケンサーのほとんどにはこの機能がついてたのに、どうしてオーディオとかそっちの方向ばかりに走ってしまうのだろう?わからん・・・・
これらの機能がついてたらステップ入力でリアルタイム入力よりも早くデータを入力することが出来るのにね。
この点では今だに全然単体シーケンサーが強いのは何故だろう。細かいイベントエディットや音源の管理はパソコンの方が全然楽なんだが。



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