血みどろ楽器レビュー
〜〜エフェクター編〜〜

音を加工する装置。カラオケのエコーもその一種。志村けんも早口言葉で使っていた。
あと顔モザイクと平行して使用されたりもする。




【V-AMP】 メーカー:BEHRINGER レビュー担当:なまちゅ

EuroRackで私に「狂っている!」といわしめた ドイツのメーカー、ベリンガー製のアンプシミュレータです。
休日出勤中の夕食タイムにちょこっとソフマップに寄ったらDTMコーナーにて PODの横に置いてあった。これを見つけた会社の後輩と 私は「うわっはっは!PODのバッタもんやコレ!」 と大笑いし馬鹿にした。
その他「ボディー金属と見せかけてプラスチックやでぇ」 とか「メチャ軽いわ、なんも入ってないんちゃう!?」 とか「デザインいけてねー!なんじゃコリャ!」とか、 とにかく馬鹿にしまくりである。
しかし、EuroRackを作ったベリンガー製ということもあり 試しに音を出してみる・・・・・・
んっ!結構スゴイ!?って感じ。PODに負けてないね。 選択できるアンプのタイプは・・・・見事にPODをパクッテます。 TAPボタンでテンポに関係あるエフェクトのテンポを簡単に 変更できる点もPODのパクリ。しかし、重低音のずんずんくる感じはPOD以上ではないかい?
値段を見ると23000円!?ええっ!?PODの半額以下? しかも、ソフトケースとフットスイッチ付で。 PODなんてフットスイッチつけたら10万近くいくぞ。 怪しい宗教がバックについていて安い賃金で組み立て てる光景を想像しちゃいました。
店には一台しかない・・・・・。EuroRackのこともあるし (売り切れ続出で買えなかった)・・・・よっしゃ!買った!
うーむ。改めて聞いてみると使える音ばかりである。 どれも、あっ!あるある!て感じで。クリーン系もイケてます。 キャビネットのタイプを変更しても音色が全然変わって面白い。
しかもMIDI IN、MIDI OUTを装備していてSoundDiver等のソフトを 使ってパソコンからエディットすることも可能だぞ! MIDI INにペダルをつないでワウとかもできるみたいね。 チューナー内蔵で結構使いやすい。反応いいし。フットスイッチで チューナーをON、OFFできるぜ。
発売は2000年10月くらいのはず。でも全然知らなかった。 過去のサンレコとかギターマガジン見ても全然掲載されてないぞ。 2000年のギターマガジンの12月号ではアンプシミュレータ特集 やってたのに全く触れられていないし、楽器屋の広告にも 全然載っていない。
インターネットで検索してもほとんど出てこない。 PODのファンサイトではベリンガーに対して「パクるな」とか 「デザイン悪いんじゃ」とか酷評されていたりして。
この価格にしてこの性能のため存在を抹消されたのか!?
難点は内部サンプリングレートが31.250kHzのためか Presenseが足りない気がするのと(PODもHigh落ちするけど)、 どのギターでも同じパッチを使ったら最終的な出音が似たような 感じになることかな。あとは・・・デザイン(笑)。


【POD】 メーカー:LINE6 レビュー担当:中に死君
今や説明不要の超人気アンプシミュレーターです。極端にエグイ音を出 すのには向いていないかも知れませんが歪みのナチュラルさ、ライン時 の空気感は素晴らしいです。フットマルチタイプじゃないので、ライブ で使用するのなら別売りのフットコントローラーを買わないといけない のがちょっとネックかも知れません。現在はPOD2にアップデートして使 ってます。


【SPX50llD】 メーカー:YAMAHA レビュー担当:なまちゅ
昔、私は松下のゲーム機3DOなるものを持っていた。あまりにソフトがないので友人のスーパーファミコンと交換してもらった。ほんで別の友人に、そのスーパーファミコンと交換してもらったのがこのSPX。つまり3DOのなれの果て。
DX7とかMTRでボーカルを録音する時にエコー用に使っていた。インプットはモノラル。今は押し入れの奥で眠っていて、1年以上その存在を忘れられていた。


【VALVE-TONE】 メーカー:VOX レビュー担当:なまちゅ
単体のオーバードライブ。シオシオな味のあるエレクトリックブルーズやるにはよい。実は、7割引きで売られていたので衝動で買ってしまったのだ。 Highの伸びと艶が凄くいいし、なーんかいい「味」がある。あと歪みは弱いけど、音が密集した和音でもちゃんと聞えるから良い。


【METAL ZONE】 メーカー:BOSS レビュー担当:なまちゅ
普通のコンパクトエフェクター。METAL ZONEなんて名前がついているのでいかにもヘビーメタルな音しか出ないかと思ったら結構幅広いカラーが出る。
いろいろとマルチエフェクターも使ったけど、結局大きい音で出す時はアンプそのままかこういう、単体のエフェクターの方が聞き易く安定した音が出ることが多い。(ような気がする)


【ME-8】 メーカー:BOSS レビュー担当:なまちゅ
ZOOMの1010が壊れてしまったので、その代用として購入。BOSSの歪み名機がすべては入ったという宣伝文句につられて買ったのだがZOOMの1010の三倍以上の値段がする割にはZOOMの方が音は良かった。はっきり 言ってBOSSのコンパクトを集めて作るサウンドを期待して購入すると痛い目に合う。 インテリジェントハーモナイザー、ヒューマイザーという変わったエフェクターが入っている上に、CTRペダルに好きな機能(アームダウンとかもあるぞ)を割り振ることができるので遊べるといえば遊べる。サイズが中途半端に大きいので持ち運びに困った。この前バンドのメンバーのひろきに一万で売りつけた。


【PANDORA】 メーカー:KORG レビュー担当:なまちゅ
ウォークマンサイズのマルチエフェクター。最大の魅力は何と行ってもそのサイズ。リュックどころかズボンのポケットにも入ってしまう。 このサイズにして簡易リズムマシン、チューナー、FMトランスミッタまで内臓している。つまり、FMラジオに電波で音を飛ばすことができるのでワイヤレスも可能なのである。カーステから鳴らしたりとかできたりして。さらに外部入力端子をも装備し、ギターの音とミックスして出力することが出来るのだ。外部入力にはセンターキャンセラーもついていて定位が中央の音をミュートすることもできるぞ。これで実売14000円くらいなのでかなりお徳。
難点は高域、低域共に若干不足しているのと、(それでもME-8より弾きやすい音)チューナーの反応が遅いこと。 決定的な欠点は場所によってノイズがスゴイこと。このせいで何度か使用をあきらめたことがある。 贅沢な希望を言えばこの外部入力端子を使用してボコーダーができるようにして欲しいな。あとエクスプレッションペダルでワウが使えるようになって欲しい。部屋ではコレとPMA-5とギターで音楽制作はすべてまかなえるといっても過言ではない。


【1010】 メーカー:ZOOM レビュー担当:なまちゅ
94年くらいに買ったがコストパフォーマンス抜群。確か一万円以下で購入。フットスイッチ付のマルチエフェクターだが、かなりサイズは小さくギターケースのポケットにすっぽりと入ってしまう。 エクスプレッションペダルでワウをかけることもできる。音質もKORGのPANDORA、BOSSのME-8より気に入っていた。少しデジタルくさい(トランジスターくさい?)が弾きやすい音である。
チューナーも内臓していて反応も結構よかった。ああ、何で壊しちゃったんだろう。定価も10000円くらいだったように思う。つくづくZOOMは恐ろしいメーカーだと思った。


【TALK BOX】 メーカー:Jim Dunlop レビュー担当:なまちゅ
ごめんなしゃいレビューできましぇん。だって買って一回も使ったことないんだもん。ビニールのチューブを口に加えて音色に変化をつけるやつ。ラルク・アン・シェルも使っているぞ。結局 1回も使わないまま売ってしもうた。


【SANS AMP Classic】 メーカー:Tech 21 レビュー担当:なまちゅ
 会社の人から2万で購入、エフェクターというよりプリアンプですわ。あんまり激しくは歪みません。基本は要するにオーバードライブなんで。でも通すだけで音がふくよかになる。音がリッチというか何というか。エフェクターとは流石にモノが違いますわ。ちょっとノイジーですが、これも含めて音色でしょう。マニュアルに載ってたマーシャルっていうセットアップにしても全然マーシャルみたいな音にならんぞ!・・・・というのはご愛敬?。難点は足でスイッチを踏むとついでにツマミまで踏んでしまうとこ。。かな?


【GFX 707】 メーカー:ZOOM レビュー担当:なまちゅ
広告を見てこれだ!と思ったZOOMのマルチ。B5の用紙より小さいくらいのサイズなんだけど、フットスイッチが二つ、エクスプレッションペダルが一つついている。
チューナーとリズムマシンと簡易サンプラー内蔵。だから、おもちゃに入れるかどうか凄く悩んだが一応エフェクターとして発売されているからこっちに置いていこう。

まずチューナー・・・・・
   すげえ反応いい。普通のチューナーとして全然使える!

次にリズムマシン・・・・
   なんか下手な専用リズムマシンより音いいんですけど・・・・・・・
   BPM、リズム音量、リズムパターンはつまみで簡単に変更可能。

さらに簡易サンプラー
   これは使い道ちょっと思い付かない・・・・・・・。

メインのエフェクターはワウもある。ちゃんとフィルターかけたらサスティンが伸びてくれるところが嬉しい。歪みは低域がちょっと足りない気がするが弾きやすい音。空間系はあいかわらずキレイ。これもツマミで簡単にエディットできます。トレモロ、オートワウ、EQ、ピッチシフターなんかも入っているぞ。これらのパラメータはペダルにアサインできるし、パラメータのクロスフェードも出来るので超便利。

これで定価は何と12500円!。(私はアダプター付きで10500円で買った:新品)
久々の個人的、超大ヒット作です。


【XP-100 WARMMY-WAH】 メーカー:Degitech レビュー担当:なまちゅ
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロも使っている。 ワーミーとワウが一体化されたエフェクター。チューナーを内蔵しているので これとSANS AMPでエフェクターのセットを完結させようと考慮中。 (元々ディレイやコーラスはあんまり使わないんで) しかし、チューナーはちょっと使いにくい。DRYアウトもついているので いろんな接続の仕方や使いかたが、ありそう。ワウもいいが ワーミーはカルチャーショック!ピッチを上げるとギターがアナログリードシンセみたいな音 になるぞ。ほんで下げるとピッチシフターとかより元音に近い状態で音程が下がってくれるので エフェクトONでDチューニングや7弦ギターもどきのフレーズもできる。


【DE7 DELAY/ECHO】 メーカー:Ibaniez レビュー担当:なまちゅ
コンパクトのデジタルディレイです。
「誉め殺してやる」のコーナーでも紹介されているEXTREAMのポルノグラフティという アルバムのWOMAN HE-MAN HATERという曲がやりたいがために購入。 フィードバックを1回、ディレイレベルを最大にして使うべし。
空間っぽく使うならZOOMのマルチでも十分なんですが、ZOOM内蔵のディレイは こういう特殊奏法には向いてないです。ディレイ音が原音にくらべて音ヤセ してまうので。
BOSSのDD-5にしようかと店頭で迷いましたが、フィードバック1回で比べてみると こっちの方がより原音に近かった。BOSSの方はステレオだし、 リバースとかいろんなモードがついていて魅力的だったが、出音はやっぱ重要なので こっちの方を購入。
フィードバック1回、ディレイレベル最大、ディレイタイム最短でダブリング効果。 弾きながらディレイタイムをいじるとピッチが変化する・・・とか、ディレイとは いっても結構いろんな使い方ができます。
ちなみにLIMP BIZKITのギターの人が広告に出てます。


【Fier Blade CP-1】 メーカー:MAXON レビュー担当:なまちゅ
出張で東京に行ったときにイシバシ楽器で新品が980円で投売りされていたので 即購入。あんまりエグくはかかりませんが、結構マトモな音です。 カッティングにいいかも。でも、カッティングあんまりやらんけど。 新品のはずなのに購入時から電池が切れていたのは何故だ!?




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