サラリーマンにとっては貴重な季節外れの長期休暇が取れて、せっかくなので海外旅行へ行く事になりました。
さて、どこに行くか決めないと行けませんのでここで悩みます。
私はヨーロッパ方面(イギリス、スペイン、ドイツ、フランス等)に行きたく、妻はきれいな暖かい海を見たいと。
両方の望みを叶える旅程は無くは無いのですが、妻が会社の女性を味方につけて多勢に無勢で南国の島を目指す事になりました。
この時点でハワイやグアム、バリ等有名なリゾートが候補に上がっていたのですが、天国に一番近いらしいニューカレドニアや、数年前にテレビの特集で見て一度は行ってみたいと思っていたモルディブも取り敢えず候補に。
一先ずネットや旅行代理店のパンフレットで調査を開始。
5月15日頃の出発で考えていたので1ランク、2ランク、3ランク上のリゾートに行ける事がわかりました。
と言うわけでモルディブに決定!!
口コミと価格で「グルービーツアー」にしました。
顔も合わさずにネットと電話で数十万円の海外旅行に行けてしまうんですね。
時代が進んだとはいえ、冷静に考えてこれでいいのかと自問してしまいました。。

 
 
 

小さな島に6日間のステイは初めての事なので心配事はいろいろ。
「退屈しない?コンビには?どこに逃げるの?・・」
後日、杞憂に過ぎなかったことを知るのですが。。
ここまでは意外と簡単に決まったのですがここからが大変。 島が多過ぎ。
私たちの場合は次の手順で絞り込む事にしました。
  1.1日目からリゾートへ入れる所。 (マーレ空港から近い。)
  2.ラグーンが広い所。 (2人とも泳ぎに自信が無いので。)
  3.日本人がいてほしい。
  4.お徳感がある所。
  5.予算内。
これでも幾つかは残ったのですが「マクヌドゥ」に決定です。
  1.スピードボートで50分。
  2.航空地図で確認。
  3.ダイビングセンターに日本人女性が1名のみ。
  4.無人島ツアー、スノーケリングツアー、体験ダイビング、ナイトフィッシング等々
    1回無料。
  5.この時期だから行けた。。
もう2週間しかない、早く予約しなくちゃ。
成田の駐車場の手配(かえるパーキング)と、いろいろと揃えるものがありますね。
私達の持ち物で大活躍したアイテムリストはこちら
いろいろ借していただきました。 H.Kさん、M.Kさん、K.Hさんありがとう。

 
 
  あっという間に出発日を迎えていざ離陸。
直行便にこだわっていたので必然に「スリランカ航空」。
 ※これには後日談があるので
  最終日まで見てくださいね。
客室乗務員が皆さんスリランカの方なので異国情緒漂う機内に。 自然と気持ちが高ぶります。
機内食は全ておいしかったです。
国際線に乗ってると飼われているように感じるのは私だけでしょうか。 食べては寝て、また食べては寝て。。
でも行きは寝てはいけません。 現地到着が20時、リゾート到着が21時なので眠れなくなってしまいます。
マインスイーパーの「HARD」に何回も挑戦して、飛行機が止まった時に残り12個。
2つに1つが沢山。。帰りに持ち越す事に。
文化関係とスポーツ関係の本を持って行きました。 予備知識的な所で役に立ちましたのでこちらでご紹介します。
Photo:マーレ空港
 
 

 

到着した時は当然真っ暗。 イメージしている海との対面は明日に持ち越しです。
「蒸し暑いな〜」
この後訪れる過酷な試練は全く予期せず空港を出ます。
99の岡村にそっくりなポーターのお出迎え。
「グルービー、グルービー、グルービー。」
後に付いて行くとグルービーツアー現地駐在員の谷島さんが迎えてくれました。
丁寧に説明していただき携帯電話の電話番号も教えてもらいました。 安心、安心。
帰りの搭乗券を預けて再び岡村さん登場。
 ※搭乗券を渡すのは少し不安ですけど、モルディブでは旅行会社が責任を持って
   旅行者を出入国させなければいけないので素直に渡します。
伏目がちにニコニコ笑顔で「まだボートが到着していないのであと少し待ってください。」(英語)
良くない事なのですが、海外旅行に慣れていない私はその国に到着して一番初めに会った人で、その国の人達の印象がほとんど決まってしまいます。
「優しそうでいいね。 でも声が小さいな〜。 気が小さいのかな?」
いよいよボートが到着して乗船。
同じ飛行機で1組だけマクヌドゥに行くAOさんがいました。
ハネムーンだそうです。
同じ日本人なので心強い。
ヤマハの大きな船外機を2機付けた中型の高速ボートです。
「モルジブの海は穏やかだからそんなに揺れないんじゃない?」
なんてとんでもない! 波の背に乗るたびにジャンプしてお尻も数センチ飛び上がります。
釣りで何回か船に乗って時化も体験している私ですら「おいおい大丈夫?」。
船長を信頼する他ありません。
ひたすら暗闇の海を豪快に突き進む事50分。 スピードが緩んで到着しました。
AOさん達と安堵の笑顔を交わします。
「あ、マーレの岡村さんと写真取るの忘れた〜」
Photo:マーレ空港

 
 
 

シャワーの出が弱いとか、虫がいるとか、イモリがいるとか、気にしない気にしない。。
荷物をほどいて用意してあったフルーツを食べて寝ましょう。
疲れました。

波の音しか聞こえません。

「ん、なんだキッキッって泣き声は。」
「部屋の中から聞こえるけど。。」
Photo:ROOM No.34